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2013年07月18日

「回復の動きが広がる」県内景況4~6月期

「回復の動きが広がる」県内景況4~6月期


沖縄振興開発金融公庫(譜久山當則理事長)が17日発表した2013年4~6月期の県内企業景況調査で、前年同月に比べ景況が「好転した」から「悪化した」と答えた企業の割合を引いた業況判断DIは前期比13・8ポイント増の11・5で4期ぶりにプラスに転じた。2桁台は、消費税引き上げ前の特需があった1997年1~3月期の12・3以来、16年ぶりの高水準。観光の好調が持続した上、一括交付金などの政策効果で全業種が改善した。景況判断は「回復の動きが広がる」と4期ぶりに引き上げた。

 公共工事は増加傾向にあり、観光もトップシーズンに入るため、7~9月期の見通しは9・5と高い水準を維持するとした。

 前年同月比で大幅改善したのは小売業。34ポイント増の27・3でプラスに転じた。百貨店、スーパー、コンビニが新規出店効果で売り上げを伸ばした。観光客の増加で土産物品店も好調だった。

 製造業は17・9ポイント増の7・6で9年ぶりにプラスとなった。観光客増に伴い、土産物や段ボールの製造が好調だった。那覇空港第2滑走路増設工事などを見込み、造船業で船のメンテナンス受注が増えた。

 建設業は11・9で4・9ポイント増加した。一括交付金で公共工事は堅調が続く。消費税増税を見込んだ駆け込み需要もあり、民間工事も好調だった。卸売業は、建設業の好調さを受け建設資材の出荷が伸びた。

 運輸業は11・4ポイント改善のマイナス2・9だった。新石垣空港開港で八重山地区の旅客、運送が好調だったが、燃油高騰もあり、マイナスにとどまった。


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Posted by ヒトシ at 22:02│Comments(0)日々の
 
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