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2012年06月06日

第1四半期の豪GDP、予想大幅に上回る

第1四半期の豪GDP、予想大幅に上回る

[シドニー 6日 ロイター]  

オーストラリア統計局が発表した第1・四半期の実質国内総生産(GDP)伸び率は、季節調整済みで前期比プラス1.3%、前年比プラス4.3%と、市場予想を大幅に上回った。

ロイターがまとめたアナリスト予想は前期比プラス0.5%、前年比プラス3.2%だった。

市場関係者の見方は以下の通り。

●第2─3四半期は家計が打撃受ける、次の利下げは8月か

<JPモルガンのエコノミスト、ベン・ジャーマン氏>

今回のアップサイドは、ほとんどが家計消費要因で押し上げられたようにみえる。非常に強い小売りのデータが続いていた。収入面でみると、家計には消費を拡大する余地もあった。

疑問なのは、これが持続可能なものなのかだ。第1・四半期には、世界景気が改善しつつあるようにみえていたほか、欧州では少なくとも一時的に惨事を免れたかのようにみえていたし、資産価格も総じて上昇していた。

第2─3・四半期にかけて、家計のバランスシートが打撃を受けるとみられ、それが消費に響くことになるだろう。

RBAが次に利下げをするのは8月になると考えている。

●堅調な数字、積極的に利下げせず

<豪コモンウェルス銀行のチーフエコノミスト、マイケル・ブライス氏>

過去の例からみても堅調な成長だが、最新の欧州問題の前までは一定の勢いを持っていたことが分かり、悪いものではない。

豪中銀は欧州が主因の将来のリスクを見据えている。ただ今後は欧州情勢が非常に悪化しない限り、積極的な利下げを行おうとはしないだろう。

インフレは依然として低水準なため、成長が堅調であっても利下げ余地はある。利下げの声も止まらないだろうが、GDPをみると政策金利を2%まで引き下げるという見方は非常に強引なようだ。

●成長上振れの可能性も、政策金利は3%に達する見込み

<TDセキュリティーズのアジア太平洋調査責任者、アネット・ビーチャー氏>

個人消費と企業の設備投資に助けられ、非常に力強い数字となった。家計貯蓄の水準が維持されていることは、成長が貯蓄を犠牲にしてではなく、支出と所得の拡大に原動力を得ていることを示している。

非常に好調な1年のスタートを切ったと言え、上振れる可能性もある。

豪準備銀(中央銀行)のキャッシュレートは一部で予想されている2.5%ではなく、3%に達するだろう。









世界ではインフレの流れが加速しつつあり
国内でも不動産(アパート・マンションなど)に運用という観点から資金の流れが出てきています
沖縄は一括交付金の活用が、どのように波及するか?また、どこへ重点を置いているのか?
その見極めが重要に思えます 


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Posted by ヒトシ at 22:00│Comments(0)日々の
 
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